彼はAI搭載型の衛兵によって囚われてしまう。
彼の持ち込んだノートパソコンは何とか隠せた。
だが
マザーボードが衝撃により破損しているらしく
全く持って起動しない。
「母は死んだ」
broken boyはそう呟く。
しかし彼は笑顔であった。
母は2人いたのだ。
偽を本物とし、本物を偽とす。
バグは次々とでてくるが、
彼はデータ探索の手を止めない。
そんな努力も虚しく、失敗に終わる。
データとは収容所の地図である。
本物のマザーボードにプログラムされている。
神に救済を求めるが、
「救いは無し」といわれる。
彼はその名の通り、
狂ったリズムで
『HiYa!』
と叫び始める。敷地内にこだまするほど。


